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センサーと画素数

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センサー

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レンズから入ってきた光を電気信号に変換する部品「センサー」

ここでは細かい説明はしませんが、

カメラマンにとって、これが何を意味するか解説します。

センサー​サイズ

質感が低い

粒子が細かく質感が高い

小さい

大きい

35mm

1インチ

APSC

ピントが合いやすい

ピントが合いにくい(副作用)

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報道的には、「ピント」を最優先します。

では、センサーサイズは小さくて良いです(1インチ以下)

フルサイズ(35mm)を持って報道仕事をしたら、おそらく怒られます。

センサーサイズを上げる=ピント難易度を上げる

では「ピントが合いにくい」のに、

わざわざ「センサーサイズ」を大きくする必要は何でしょう?

「​カメラマンの選択の幅」と言っても良いかもしれません。

ピントの難易度が高くなれば、ピント選択の幅が広がり、質感が高くなれば、感情表現の幅も広がる。

ただ、すべての難易度は高くなってるので、ロケは大変になります。

それでも「表現の幅」が増える選択をする考え方です。

画素数「画素数=画質」ではない

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名称未設定-1.jpg

画素数は、センサーに埋め込んである部品の数

1000万画素などと表現され、数字が大きいほど、高解像度。
よりきめ細かい写真が撮れる。

4Kでも829万画素(3840×2160)なので、

実は携帯でも画素数は十分足りている。(iPhone8=1200万画素)

ここまでで、一見「画素数が多い方が良い」と思いがちだが、

実は「高画素数」=「綺麗」とはならない。

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Canon EOS M6(Full HD)

デュアルピクセル CMOS(22.3×14.9mm)約2420万画素

​価格:およそ5万円(レンズ別)

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ライカ M10-P

CMOSイメージセンサー(約36×24mm)2400万画素

価格:およそ100万円

スクリーンショット 2018-09-12 2.03.23.png

ライカ M10-P

質感を求めるのであれば、適正な画素数で、

センサーサイズを広げ、センサーのクオリティーを上げた方が質感は上がる。

画素数、センサーサイズを仕事内容で分類する

報道

作品

質感:不要

ピント:簡単(ひろい)

センサー:小さい

画素数:大きさ勝負(4K/8K)

​明るさは普通

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ミラーレス

質感:ある

ピント:難易度は高い

センサー:大きい

画素数:大きい傾向

​暗さに強い

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質感:最重要基準

ピント:難易度は高い(せまい)

センサー:大きい

画素数:適正

​暗さに弱い(iso800ベース)

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SONY PXW-Z450

2/3型4K CMOSイメージセンサー

(1インチより小さい)

4K撮影においてもF10の高感度

​価格:およそ380万円

ソニー α7R III(4K)

センサー:35.9×24.0mm CMOS

解像度:約4240万画素

​価格:およそ30万円

REDONE GEMINI-5K

センサー:30.7×18.0mm CMOS

解像度:約1540万画素

​価格:およそ230万円(部品別途)

ニュース・報道・スポーツ

ライブ撮影

多くの「ライブ撮影」は1インチ程度のセンサーを使います。

なぜなら、「ズームしやすく」「ピントが合いやすい」から。

​生配信

自動ピントの重要性が高いので、センサーサイズは大きすぎず。

質感が好きな人も対応出来るミラーレスも増えてきている​

ドキュメンタリー

明るく撮れ、質感もあり、コンパクトなミラーレスは

ドキュメンタリーや、クイックな現場に適している

Youtube CM / コンパクトSPOT / ミュージックビデオ

映画、作品

おまけ

画素子は部品的に、全体を「素子」として使えず、

画素数が増えると、使えない部分も増え、質感を捨てることになっている

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6画素

24画素

青い部分が素子

黄色い部分がセンサー部品として質感に使えない部分

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