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技 SKILL
エーテル
技:エーテル
移動・変形する「エーテル」を撮影
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「気の流れ」=「出発点」から「目標点」に動くエネルギーが
見えるようになったら、そのエネルギーを生物的に仮定します。
私はこれを「エーテル」と呼んでいます。
「パントマイム」が代表的
「エーテル」は通常ピンポン玉くらいの大きさで
エネルギーに反応して移動し、場合によっては丸でなく変形します。
「エーテル」は基本的に「気の流れ」のどこかにある事が多いです。
ただ、目線の微妙な動き、気持ちや、状況の変化に反応し
エーテルの位置、形は変化し続けています。
「エーテル」が見えますか?
壁の形に変化した「エーテル」
指の「エーテル」の可視化(動画)
体中を移動する「エーテル」(動画)
「エーテル」が見えるようになってきたら、フレーミング要素「出発点」「目標点」「関係要素」に「エーテル」が加わります
「エーテルも重要視してフレーミングする」だけです。
「エーテルも重要視してフレーミングする」2種類の方法
1)「出発点、または主人公」と「エーテル」の
関係性「線」を重要視する方法。
「エーテルの動き」を予測しながら
「主人公」との「線」を切らないようにします
カメラはある程度動きますが、
そこまで難易度は高くないです。
叙情的で、主人公の心情を捉えます。
「映像としての説明」もあります。
2)「エーテルの位置、動き」を重要視する方法。
「エーテルの動き」を予測して追いかけるので
カメラは細かく移動します。
とても感情的で、シズル的でもあります。
「エーテルの動き予測」は慣れればある程度可能で
追いかけるのも楽しいです。
「映像としての説明」はあまり無く、アート的です。
エーテルをカメラで撮影するとある事に気付きます。
それは「未来を予測して撮影してる事です」
あなたの意志でエーテルの位置を決め、半未来を創造(クリエイト)した撮影方法です。